とかしてほどけた
「天音、俺のこと好き?」
「うんっ、さっきも言ったでしょ〜」
よしよし、と犬みたいに撫でる。可愛い。
「蓮は?私のこと好きー?」
好きだよって言うのは、恥ずかしい。
だから代わりに、甘いお返し。
「んむ、れん…」
天音の香りが、俺の心に広がってくる。
甘い。
「お返し。甘いの好きでしょ?」
「…うん、大好き」
本当は、ホワイトチョコレート用意してたけど。
それよりも甘いのをあげたかった。
天音には、俺がいちばんの甘いものだと思った。
「…ん、れん…」
天音が甘い。チョコより、ずっと甘い。
今日はホワイトデー。
とびっきり甘くて、愛おしいもの。
口の中でとけて、心がほどけるチョコレート。
それもいいけど、やっぱりキスだろ?
「…甘い、天音の。」
「ん…恥ずかしい、けど…嬉しいよ蓮」
今日はこのまま、ずっと一緒にいよう。
「うんっ、さっきも言ったでしょ〜」
よしよし、と犬みたいに撫でる。可愛い。
「蓮は?私のこと好きー?」
好きだよって言うのは、恥ずかしい。
だから代わりに、甘いお返し。
「んむ、れん…」
天音の香りが、俺の心に広がってくる。
甘い。
「お返し。甘いの好きでしょ?」
「…うん、大好き」
本当は、ホワイトチョコレート用意してたけど。
それよりも甘いのをあげたかった。
天音には、俺がいちばんの甘いものだと思った。
「…ん、れん…」
天音が甘い。チョコより、ずっと甘い。
今日はホワイトデー。
とびっきり甘くて、愛おしいもの。
口の中でとけて、心がほどけるチョコレート。
それもいいけど、やっぱりキスだろ?
「…甘い、天音の。」
「ん…恥ずかしい、けど…嬉しいよ蓮」
今日はこのまま、ずっと一緒にいよう。