キミガ ウソヲ ツイタ
次こそは悲しい思いをさせないと心に誓い、俺が本気で葉月を好きだということを信じてもらえるように、『俺が好きなのは葉月だけだよ。一生大事にするし絶対に浮気しないから、俺と結婚してください』と言うと、葉月は『イラチやなぁ……。まずは“付き合ってください”やろ。先のことはぼちぼち考えていこ。でも嘘ついたらハリセンボン飲ますで』と言って、目を潤ませながら笑った。
そんな擦った揉んだがあったあと、婚約して同棲を始めてからも社内恋愛を秘密にしていたことで、葉月を口説く男が現れ、おまけに俺にアプローチしてくる女もいてまたケンカになり、絶対に葉月を奪われてなるものかと思った俺は、潤くんや佐野、玲司が見ている前で葉月に今すぐ入籍しようと迫った。
その勢いで翌日に入籍して3か月半が経ち、今日結婚式を無事に終えることができた。
今にして思えば俺たちは、なんてバカみたいな遠回りをしたんだろう。
もっと素直にお互いの気持ちを信じていれば、こんなに遠回りをしなくて済んだのかもしれない。
葉月がずっと俺を好きでいてくれて良かった。
そして葉月をあきらめなくて本当に良かったと改めて思う。
そんな擦った揉んだがあったあと、婚約して同棲を始めてからも社内恋愛を秘密にしていたことで、葉月を口説く男が現れ、おまけに俺にアプローチしてくる女もいてまたケンカになり、絶対に葉月を奪われてなるものかと思った俺は、潤くんや佐野、玲司が見ている前で葉月に今すぐ入籍しようと迫った。
その勢いで翌日に入籍して3か月半が経ち、今日結婚式を無事に終えることができた。
今にして思えば俺たちは、なんてバカみたいな遠回りをしたんだろう。
もっと素直にお互いの気持ちを信じていれば、こんなに遠回りをしなくて済んだのかもしれない。
葉月がずっと俺を好きでいてくれて良かった。
そして葉月をあきらめなくて本当に良かったと改めて思う。