キミガ ウソヲ ツイタ
「志岐、大丈夫?」
優しく体を揺すられてまぶたを開くと、パジャマに着替えた風呂上がりの葉月が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
どうやらあのまま眠っていたらしい。
「あー……ちょっと寝てたみたい」
「今日は疲れたもんなぁ。でもこんなとこで寝たら風邪引くで。ちゃんとベッドで寝ようや」
俺の手を引いて立ち上がらせようとする葉月の手を強く引いて抱き寄せる。
驚いて何度もまばたきをしている葉月をひざの上に乗せて抱きしめて、何度もついばむような優しいキスをした。
「まだ寝かせないよ?寝るのはさっきの続きしてからって言ったじゃん」
「……ここで?」
「ここですんのもいいけど……ゆっくりじっくり葉月を可愛がりたいから、やっぱベッドでしようかな」
「そんなん言わんといて……ホンマに恥ずかしいから……」
「じゃあもっと言おうかなぁ」
向かい合わせにだっこして寝室に運びベッドの上にそっと下ろすと、葉月は少し甘えた顔で俺の方に思いきり両腕を伸ばした。
いつもはこんな甘えた顔は滅多にしないのに、不意打ちもいいとこだ。
身体中の血が沸き立つように熱くなり、胸が痛いほど高鳴る。
「志岐」
「ん、どうした?」
優しく体を揺すられてまぶたを開くと、パジャマに着替えた風呂上がりの葉月が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
どうやらあのまま眠っていたらしい。
「あー……ちょっと寝てたみたい」
「今日は疲れたもんなぁ。でもこんなとこで寝たら風邪引くで。ちゃんとベッドで寝ようや」
俺の手を引いて立ち上がらせようとする葉月の手を強く引いて抱き寄せる。
驚いて何度もまばたきをしている葉月をひざの上に乗せて抱きしめて、何度もついばむような優しいキスをした。
「まだ寝かせないよ?寝るのはさっきの続きしてからって言ったじゃん」
「……ここで?」
「ここですんのもいいけど……ゆっくりじっくり葉月を可愛がりたいから、やっぱベッドでしようかな」
「そんなん言わんといて……ホンマに恥ずかしいから……」
「じゃあもっと言おうかなぁ」
向かい合わせにだっこして寝室に運びベッドの上にそっと下ろすと、葉月は少し甘えた顔で俺の方に思いきり両腕を伸ばした。
いつもはこんな甘えた顔は滅多にしないのに、不意打ちもいいとこだ。
身体中の血が沸き立つように熱くなり、胸が痛いほど高鳴る。
「志岐」
「ん、どうした?」