キミガ ウソヲ ツイタ
「はぁ……やっぱかわいいな。葉月はお母さんになってもおばあちゃんになっても、絶対にかわいいよ」
葉月の髪を撫でながらそう言うと、葉月は俺にギュッとしがみついた。
「私、志岐と一緒になれてホンマに良かったわ。でも最近思うねん。好きな人と一緒におれるのって当たり前のことやなくて、奇跡って言うくらい幸せなことやねんな。だから私、もう絶対志岐と離れへん。ずっと一緒におる」
「うん、俺も葉月といられてめちゃくちゃ幸せだから、一生離さない。どっちが先に逝くことになっても添い遂げて、来世でも絶対葉月を見つける」
「嘘ついたらハリセンボン飲ますで」
「絶対飲まないよ、嘘じゃないから」
俺たちは何度も優しいキスをして、抱きしめ合って愛の言葉を囁いて眠る。
愛する人と抱きしめ合ってお互いのぬくもりを感じられることは、なんて幸せなんだろう。
つらいことや悲しいこともあったけど、たくさんの偶然が重なって葉月と出会い、幸せな気持ちで寄り添い合える今がある。
この幸せがずっと続くとは限らないから、俺は葉月と一緒にいられる今を精一杯生きたいと思う。
そして俺と葉月の子どもが生まれたら、二人で目一杯愛情を注いで、その想いを惜しみ無く伝えて大切に育てたい。
俺たちの恋はじれったい片想いと小さな嘘から始まったけれど、これだけは偽りのない気持ちで自信を持って言える。
『いくつになっても、何度生まれ変わっても、君だけを愛してる』
─END─
葉月の髪を撫でながらそう言うと、葉月は俺にギュッとしがみついた。
「私、志岐と一緒になれてホンマに良かったわ。でも最近思うねん。好きな人と一緒におれるのって当たり前のことやなくて、奇跡って言うくらい幸せなことやねんな。だから私、もう絶対志岐と離れへん。ずっと一緒におる」
「うん、俺も葉月といられてめちゃくちゃ幸せだから、一生離さない。どっちが先に逝くことになっても添い遂げて、来世でも絶対葉月を見つける」
「嘘ついたらハリセンボン飲ますで」
「絶対飲まないよ、嘘じゃないから」
俺たちは何度も優しいキスをして、抱きしめ合って愛の言葉を囁いて眠る。
愛する人と抱きしめ合ってお互いのぬくもりを感じられることは、なんて幸せなんだろう。
つらいことや悲しいこともあったけど、たくさんの偶然が重なって葉月と出会い、幸せな気持ちで寄り添い合える今がある。
この幸せがずっと続くとは限らないから、俺は葉月と一緒にいられる今を精一杯生きたいと思う。
そして俺と葉月の子どもが生まれたら、二人で目一杯愛情を注いで、その想いを惜しみ無く伝えて大切に育てたい。
俺たちの恋はじれったい片想いと小さな嘘から始まったけれど、これだけは偽りのない気持ちで自信を持って言える。
『いくつになっても、何度生まれ変わっても、君だけを愛してる』
─END─