もののけ会社と甘いキス。
「うん……」
自分でも納得はしていない。
いくら妖怪の正体を知っていたり
社長と噂があるとしても理不尽だわ。
こんなのただの嫌がらせだ。
「でも、それぐらい
社長との関係が気になるってことかしら。
一体、何処まで進んでいるのよ?
まさか、もう関係を持っちゃったとかではないわよね?」
「なっ!?関係なんて
とんでもないわよ!!
ただkissをされただけで……」
「ふーん。
kissは、されたんだ?」
あ、しまった。
自分で墓穴を掘ってどうするのよ!?
「いや、それは……」
「ハッキリしないわねぇ~一体
どうしてそんな関係になったのよ?」
美音は、ジリジリと詰め寄ってきた。
うぅっ……私の馬鹿。