もののけ会社と甘いキス。

「あ、てめー卑怯だぞ!?」

「うるさい。コイツらは、
私達とは、関係ないわ!!」

しかし闇野さんは、ニコッと笑うと

「この事を社長に報告をしたら
ただでは済まないのではない。
もしかしたら
君達……消されちゃうかもね?」

さらりと恐ろしいことを言ってきた。

えっ……?

消されちゃう!?

「そ、それだけは……」

「この件は、黙っててあげるから
もう二度と彼女に手を出さないことだね。
じゃないと……どうなるか分かってるよね?」

ニコッと微笑むが目は、笑っていない。

ゾクッと背筋が凍った。

女性社員やオオカミ男達は、
恐怖で慌てて逃げ出してしまった。

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