もののけ会社と甘いキス。
揺れる三角関係!?
「何をしているんだ?早く行け」
「でも……」
社長……どうして?
「響。行くぞ!?」
司に無理やり腕を引っ張られる。
私は、連れて行かれそうになるが
慌てて社長を見ると
社長は、切ない表情をしていた。
あ、この人……本気じゃない。
私は、すぐにそう確信した。
冷たく言っているが
本心ではないと思った。
わざとそう思わせて私を帰そうとしたのだわ!?
これ以上揉めないように……。
司に連れて行かれそうになりながら
私は、必死に抵抗した。
「司。待って。
私は、何もされてないし、あれは
社長が私のために、ご馳走してくれただけよ!」
嘘じゃない。
私には、そう感じた。