もののけ会社と甘いキス。
恋に気づいて……。
もしかして
社長のことだろうか?
私が、あんなことを言ったから……。
すると美音が私の前に出てきた。
「なら、私も一緒に行くわ。
あなたと響を2人きりにさせたくないから」
妖怪に警戒をしている美音は、
同行すると言ってきた。
「美音!?」
「えぇ、どうぞ。
3人でランチをするのも楽しいわ」
美音の失礼な態度にも雪江さんは、
ニコッと微笑んでくれた。
結局、3人で会社近くにある喫茶店で
ランチを食べることになった。
それぞれ注文をしたのが来たので
食べていると雪江さんが本題に入ってきた。
「昨日……カラス天狗達に襲撃されそうに
なったのですってね?大丈夫だったの?」
その言葉にビクッと反応する。