もののけ会社と甘いキス。
「うん……ありがとう」
「じゃあ、私は、行くから。
もし何かあったら飛んで行くから。
社長。あくまでも話し合いだからな!?」
それだけ言うと美音は、会社に
戻ってしまった。
さて、どうしよう。
「じゃあ、取り合えず
公園にでも行きませんか?」
動物っぽい社長が一緒だと
喫茶店などお店に入れないし話も出来ない。
あるとすれば公園で
人気のない場所を探すぐらいだ。
しかし社長は、無反応。
まだ、怒っているのだろうか?
仕方がなく勝手に判断して
私は、公園まで行くことにした。
人気のない場所を探して私は、社長をおろした。
近くのコンビニで飲み物を買って来るが
社長は、ずっと背中を向けて無言のままだった。