もののけ会社と甘いキス。
エレベーターに乗るとそのまま直通で
社長室に上がって行った。
そういえば、社長室に入るのも初めてだわ。
どんなところなのかしら?
不安と興味を持っていると
エレベーターは、社長室に着いた。
ドアが開くと全体的に社長室になっていた。
凄く広くて豪華だった。
高そうな骨董品やシャンデリアがある。
中心に社長が居た。
「やっと来たか。響。
あまり遅いから待ちくたびれたぞ!」
私を見ると社長は、ニヤリと笑った。
うっ……相変わらず日本人離れ……いや。
人間離れした美しさだけど。
だがやっぱり怖い……。
圧倒的なオーラに恐怖を感じた。
「申し訳ありません。
彼女に少し説明をしていたら遅くなりました」
三津谷さんは、頭を下げて謝罪した。