もののけ会社と甘いキス。

「拐われた時は、生きた心地がしなかった。
怪我はない?一体何があったんだよ……」

しかし、途中で
社長に引き剥がされてしまう。

「これ以上、響にくっつくな!
例え式神でも許さん」

だが美音は、一瞬の隙を作り
社長を鋭い爪で切り裂こうとした。

もちろん、すぐに気づいた社長は、避けるが

「よくも響を!!」

「ま、待って。美音!!」

私は、慌てて止めようとした。

「ふん。それぐらいの力で
俺に勝てると思っているのか!?」

「お前も絡んでいるんだろ!?
よくも響に……一体何を考えているんだ」

また攻撃をしようとする美音。

< 292 / 351 >

この作品をシェア

pagetop