もののけ会社と甘いキス。

ダメ。こんなところで喧嘩したら
騒ぎになっちゃうわよ!?

それに2人共が怪我をしてしまう。

「ダメ。やめて!!」

私は、慌てて社長の前に出た。
美音は、必死にブレーキをかけて止めた。

「響。危ないだろ!?」

「お願いやめて。私は、そんなの望んでいない。
私は……」

そう言いかけた……その時だった。

社長は、背後から私に抱き付き
キスをしてきた。

えっ……?

「もう無駄だぜ。コイツは、
もう本当の意味で俺の女になったからな。
響の中の眠っている力も引き出した」

ニヤリと社長は、挑発的に笑った。

ちょっと、何で挑発的になるんですか!?

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