もののけ会社と甘いキス。
もののけとは……?
怖い……。
そこに殺意のようなモノが見えて
背筋が凍った。
ガタガタと身体が震えている。
すると社長は、ニヤリと笑い
また私の顎をクイッと上げてきた。
「そう……いい表情だ。
だがお前は、特別だ。俺の監視のもとで
俺の女になれば、何も不自由はさせない。
なぁ……?響」
社長は、甘く囁くような声で私に言ってきた。
彼の目も容姿も思わず吸い込まれそうに
なるぐらいに妖艶で美しかった。
社長は、そのまま私にkissしてきた。
また強引なkissに翻弄されるが
甘くて頭の中が真っ白になっていく。
拒もうとするのだが
金縛りに遭ったかのように身体が言うことを利かない。
しばらくして唇を離されると
全身の力が抜けてぐったりとしていた。
意識が朦朧とする……。