もののけ会社と甘いキス。

「……チッ。だが、そうはさせない」

三ツ谷さんは、三つ目を開くと
攻撃体勢に入る。

カラス天狗達も何十人と姿を現した。
他の妖怪達もそれに加わった。

「妖怪達が何百人現れようが、妖怪専門の
陰陽師・月ノ宮が負ける訳がないだろ!?」

涼お兄ちゃんがそう言った。

「小癪な……お前達。
蓮様をお守りしろ‼️」

「待て。お前ら……まだ話は、終わっていない!?」

社長は、慌てて止めようとするが
誰も止められなかった。

カラス天狗率いる妖怪達は、司達を攻撃した。

司と涼お兄ちゃんは、素早く反撃する。
それは、激しい攻防戦だった。

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