かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
道が空いていたせいか、約束の時間より少し早く、私たちはウェディングサロンへ到着した。
個室へ通され、しばらくしてやってきたのはオーナーの女性――お母さまのご友人だ。
おそらくお母さまと同じくらいの年齢だろう。仕事柄か、身なりや立ち居振る舞いは優雅で、気品が漂っている。
「当サロンをご案内いたしますね」
そう言って、オーナー自らサロンの中にある設備を案内してくれた。
フィッティングルームには何十着という真っ白なウェディングドレスの見本が並んでいて圧巻だった。奥には、カラードレスも豊富に揃っていて、見ているだけでわくわくしてしまう。
「どんなドレスをお召しになりたいか、イメージはありますか?」
「いえ、まだ……」
「では、まずデザイン見本からお見せしましょうか。そこからイメージを膨らませて、神楽さまの理想の一着を作り上げていきましょう」
個室へ通され、しばらくしてやってきたのはオーナーの女性――お母さまのご友人だ。
おそらくお母さまと同じくらいの年齢だろう。仕事柄か、身なりや立ち居振る舞いは優雅で、気品が漂っている。
「当サロンをご案内いたしますね」
そう言って、オーナー自らサロンの中にある設備を案内してくれた。
フィッティングルームには何十着という真っ白なウェディングドレスの見本が並んでいて圧巻だった。奥には、カラードレスも豊富に揃っていて、見ているだけでわくわくしてしまう。
「どんなドレスをお召しになりたいか、イメージはありますか?」
「いえ、まだ……」
「では、まずデザイン見本からお見せしましょうか。そこからイメージを膨らませて、神楽さまの理想の一着を作り上げていきましょう」