かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
目が覚めると、柔らかな乳白色の光がカーテンの隙間から差し込んでいた。

見覚えのない天井、滑らかなシーツの感触が手のひらから伝わってくる。

朝……?

起き上がろうとした瞬間、ズキン、と頭が痛み、私は顔をしかめた。もしかして、二日酔い?

昨晩、颯志くんに連れられてバーに行ったことは覚えている。カクテルを三杯ごちそうになって、それから……どうしたんだっけ?

辺りを見回したところで初めて、隣に眠っている颯志くんの姿に気がつき、ハッと息を呑んだ。

――『どうせ今日はここに泊るから』――

ここは……あのバーのあったホテル?

私、本当に颯志くんと一夜を明かしてしまったの? しかも、ひとつのベッドで……?
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