かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
一週間前もそうだった。バーで酔わせて大人の関係に持ち込めば、俺に心を開いてくれるんじゃないかと考え、浅はかな思いで泥酔させ、ホテルの部屋に連れ込んだ。
だが。酔ってベッドへ倒れ込んだ彼女を目の前にして、翻弄されたのは俺の方だった。
『……颯志くん……颯志……くん……』
飲みすぎて意識が朦朧としているのだろう。目すら開いていないけれど、懸命に俺の首筋にしがみつき、唇を探す。
『颯志くん……好き……大好き……』
わずかに瞼が開いた瞬間、赤く潤んだ瞳に心を持っていかれた。
桃色の唇からは、はぁはぁと荒い呼吸が漏れていて、俺のキスに従って、ときたま艶やかな声で啼く。
『……ぁあっ……あ……、そう……し……く……』
さっきまで俺の記憶の中の彼女は十代のあどけない女の子だったのに。いつの間にか胸は大きく膨らみ、腰は細くくびれていて、太ももは緩やかな曲線を描いて俺に絡みついてくる。
なにより、そんな官能的な表情を浮かべるなんて……。
だが。酔ってベッドへ倒れ込んだ彼女を目の前にして、翻弄されたのは俺の方だった。
『……颯志くん……颯志……くん……』
飲みすぎて意識が朦朧としているのだろう。目すら開いていないけれど、懸命に俺の首筋にしがみつき、唇を探す。
『颯志くん……好き……大好き……』
わずかに瞼が開いた瞬間、赤く潤んだ瞳に心を持っていかれた。
桃色の唇からは、はぁはぁと荒い呼吸が漏れていて、俺のキスに従って、ときたま艶やかな声で啼く。
『……ぁあっ……あ……、そう……し……く……』
さっきまで俺の記憶の中の彼女は十代のあどけない女の子だったのに。いつの間にか胸は大きく膨らみ、腰は細くくびれていて、太ももは緩やかな曲線を描いて俺に絡みついてくる。
なにより、そんな官能的な表情を浮かべるなんて……。