かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
やっと素直になってくれた瑠莉は、俺の首筋に手を回してすがりついてきた。

小さい頃にもよくこうやって抱きしめてやったものだが、俺の中の感情は、あの頃とは全く違っている。

愛している。

彼女のことを、あの頃のような女の子としてではなく、女性として、幸せにしてやりたいと思った。
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