Typhoon Of Love
⑥ (叶美サイド)
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「そんなあ…百合ちゃんひどいよ」
最初はかわいそうだと思ったけど今じゃ慣れちゃって、同情のかけらさえないよ。
ハタから見ると、この2人カップルに見えるかもしれない(え。見えないって?笑笑)けど、まだそういうんじゃない。
きっと百合が付き合ってあげるってともくんに言ったら、ともくん、きっと失神しちゃうよ。
「お、叶美にはオレ様の一真くんのおでましだ!!おはよー、一真」
「うっす」
「おはよー、矢吹」
「おっす矢島。今日はもう一発やったか?」
「もち。脇腹にかましてやった」
「まじで今日のはきつかったよー。百合ちゃん、本気なんだもん」
「お、叶美。まだ宿題おわってないのー?ぷ。だっせー。やっぱオレの方がすごいー」
「勝手に言ってろ。勝手に」
「おっ。ついに認めたか?叶美ちゃーん」
こんなんで毎朝始まる。
一真の野郎、こんなお調子者なのに、結構イケメンなのがムカつく(だってファンクラブがあるし)。
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「そんなあ…百合ちゃんひどいよ」
最初はかわいそうだと思ったけど今じゃ慣れちゃって、同情のかけらさえないよ。
ハタから見ると、この2人カップルに見えるかもしれない(え。見えないって?笑笑)けど、まだそういうんじゃない。
きっと百合が付き合ってあげるってともくんに言ったら、ともくん、きっと失神しちゃうよ。
「お、叶美にはオレ様の一真くんのおでましだ!!おはよー、一真」
「うっす」
「おはよー、矢吹」
「おっす矢島。今日はもう一発やったか?」
「もち。脇腹にかましてやった」
「まじで今日のはきつかったよー。百合ちゃん、本気なんだもん」
「お、叶美。まだ宿題おわってないのー?ぷ。だっせー。やっぱオレの方がすごいー」
「勝手に言ってろ。勝手に」
「おっ。ついに認めたか?叶美ちゃーん」
こんなんで毎朝始まる。
一真の野郎、こんなお調子者なのに、結構イケメンなのがムカつく(だってファンクラブがあるし)。