Typhoon Of Love
Ⅱ章 雨雲
① (叶美サイド)
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「せんぱーい!!結木せんぱーい!!」
私が振り返ると、ぱたぱたぱたと廊下を走ってくる女の子がいた。
「あ、真梨ちゃん!!どうしたの?」
私の方に向かって来た女の子は今口真梨ちゃん。私のハードルの後輩。
すっごく慕ってくれるから、私もすっごくかわいがってあげたくなる。
「先生が部長に渡せって」
「なーんかいつも先生にパシられてばかりね」
「ほんとっ。最悪ですっ!!担任だからしょうがないかもしんないですけど。じゃあもう授業始まっちゃうんで!!また部活で!!」
へへへと笑って彼女は帰っていった。
途中、コケそうになってたからハラハラしたけど、大丈夫だったみたいで安心した。
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「せんぱーい!!結木せんぱーい!!」
私が振り返ると、ぱたぱたぱたと廊下を走ってくる女の子がいた。
「あ、真梨ちゃん!!どうしたの?」
私の方に向かって来た女の子は今口真梨ちゃん。私のハードルの後輩。
すっごく慕ってくれるから、私もすっごくかわいがってあげたくなる。
「先生が部長に渡せって」
「なーんかいつも先生にパシられてばかりね」
「ほんとっ。最悪ですっ!!担任だからしょうがないかもしんないですけど。じゃあもう授業始まっちゃうんで!!また部活で!!」
へへへと笑って彼女は帰っていった。
途中、コケそうになってたからハラハラしたけど、大丈夫だったみたいで安心した。