Typhoon Of Love
⑪ (一真サイド)
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オレは叶美のもとへ一直線。
叶美は陸上部の部室の前にいた。
「叶美。お前龍人に告られたんだろ。返事はしたのか?」
オレが叶美に聞いても、こいつは下向いたままで、返事をしようとしない。
「お前、オレが聞いてんだから返事くらいしろよ!!」
そう言って叶美の肩をつついた。結構強めに。
「うわっ!!」
「えっ!?」
叶美がいきなり叫ぶもんだから、オレまで変な声出しちまった。
「どうしたんだよお前。半分気失ってたのか?」
そう言いながら叶美の顔を覗きこんだ。
「…お前…泣いてんの?」
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オレは叶美のもとへ一直線。
叶美は陸上部の部室の前にいた。
「叶美。お前龍人に告られたんだろ。返事はしたのか?」
オレが叶美に聞いても、こいつは下向いたままで、返事をしようとしない。
「お前、オレが聞いてんだから返事くらいしろよ!!」
そう言って叶美の肩をつついた。結構強めに。
「うわっ!!」
「えっ!?」
叶美がいきなり叫ぶもんだから、オレまで変な声出しちまった。
「どうしたんだよお前。半分気失ってたのか?」
そう言いながら叶美の顔を覗きこんだ。
「…お前…泣いてんの?」