Typhoon Of Love
Ⅲ章 風
① (龍人サイド)
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「あ、吉井!!おはよう」



振り返ると、今口と勇祐が手をつないでこっちにやってきた。



「朝から熱いねーお二人さん」



そういうと2人はお互いに目を合わせて微笑みあっていた。



「あー涼しくなってきてるっていうのに、お前らの近くにいるとまじ夏に逆戻りだ!!先行くわ」



「龍人ちょっと待て」



勇祐に腕を掴まれて、引き止められた。



「あれから上手くいってるのか?」

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