Typhoon Of Love
④ (叶美サイド)
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数日後の朝。
今日は朝練なしだったから、百合とペチャクチャ話していた。
そのうちともくんと一真も入ってきて。
一真、気を使ってくれてるのか、いつもどおりに話してくれて、普通にいられた。


楽しく話している時だった。



「何か廊下、騒がしくね?」



「あ、ほんと。なんかあったのかなあ」



私たちは興味本位で廊下にでた。

人の流れに沿って、私たちは進んで行く。



「な…何あれ!!」



百合が叫んで指差す方向に私たちは目を向けた。

そして私と一真は口を揃えて言った。



「「うそだろ…!!」」


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