Typhoon Of Love
⑥ (叶美サイド)
--*--*--*--*--*--
私は信じられなくて、信じたくなくて。
「あれ、たまたまだよね?!付き合ってるわけじゃないんだよね?!なんで相談してくれなかったの?!!」
―責めないでよ…。うるさい…うるさい!!
「………うるさいよ!!!!」
私は百合の言葉に答えず、駆け出した。
百合、心配してくれてたのに…。
逃げ出した私が腹立たしい。
でも逃げてしまってからはもう遅い。
私は職員室に行って、担任の先生に早退すると言って、朝早くから学校を出てきてしまった。
幸い今日は夜遅くにならないと家族が帰って来ないから、早退したことがバレても多少嘘をつけば平気。
家に帰る気はまだ全くなかったから、家や学校の近くをウロウロした。
―あの河原に行こうかな。
私はふと一真とのタイムカプセルがあった河原に向かった。
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私は信じられなくて、信じたくなくて。
「あれ、たまたまだよね?!付き合ってるわけじゃないんだよね?!なんで相談してくれなかったの?!!」
―責めないでよ…。うるさい…うるさい!!
「………うるさいよ!!!!」
私は百合の言葉に答えず、駆け出した。
百合、心配してくれてたのに…。
逃げ出した私が腹立たしい。
でも逃げてしまってからはもう遅い。
私は職員室に行って、担任の先生に早退すると言って、朝早くから学校を出てきてしまった。
幸い今日は夜遅くにならないと家族が帰って来ないから、早退したことがバレても多少嘘をつけば平気。
家に帰る気はまだ全くなかったから、家や学校の近くをウロウロした。
―あの河原に行こうかな。
私はふと一真とのタイムカプセルがあった河原に向かった。