Typhoon Of Love
⑭ (一真サイド)
--*--*--*--*--*--
オレは河原の木の下で龍人を待っていた。
なかなか…来ない!!
「あいつ、びびってんじゃねぇか?オレの方が強いし」
「何か言った?」
木の陰から龍人がでてきた。
「お前、いきなり出てくんな!!」
少々の沈黙のあと、オレから話を切り出した。
「お前、本当に叶美が好きなのか?」
「うん」
「いつから?」
「多分…中学の時から」
「何で?」
「わかんないよ………誰にも先輩を…叶美をとられたくなかったから!!段々そういう想いに気付いたから、何でって言ってもわかんねぇよ!!」
「!!!!!」
オレは言葉を失った。
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オレは河原の木の下で龍人を待っていた。
なかなか…来ない!!
「あいつ、びびってんじゃねぇか?オレの方が強いし」
「何か言った?」
木の陰から龍人がでてきた。
「お前、いきなり出てくんな!!」
少々の沈黙のあと、オレから話を切り出した。
「お前、本当に叶美が好きなのか?」
「うん」
「いつから?」
「多分…中学の時から」
「何で?」
「わかんないよ………誰にも先輩を…叶美をとられたくなかったから!!段々そういう想いに気付いたから、何でって言ってもわかんねぇよ!!」
「!!!!!」
オレは言葉を失った。