Typhoon Of Love
22 (叶美サイド)
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「ありがと。じゃあさ、もし僕が関東大会で1位になったら、一真なんか放っておいて僕の隣りに来てくださいね」



そう言って吉井くんは私の唇に強く唇をつけてきた。



「…んーんーッ!!」



数秒してから、吉井くんは私を開放した。



「変なことしないって言ったじゃん!!」



「まず、ここ学校じゃないし。それに、返事してないし。次またキスしてくれないと、まだ学校以外じゃやりますよ!!てゆうか、また僕とキスしたいからって、わざとなんじゃないですかー?さすが頭いいね!!」



「帰るっ!!」



走って家に帰った。

そしてつくづく思った。



―吉井くんって裏の性格がSすぎるっ!!



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