Typhoon Of Love
③ (叶美サイド)
--*--*--*--*--*--
「なんなのよ!!これ!!」
百合とメールをした次の日、私が学校に行き、机に座ると沙姫がやってきて、私の机の上に写真を叩き付けた。
それを見れば、私と一真が抱き合っている写真(一真が勝手に抱き付いてきたやつだけど)だった。
「今まで一真さまに付きまとってるあんたが目障りだったわ。だけど、一真さまはいじめとか嫌いだから、私たち、嫌われるのいやで、ずっと我慢してたけど、今回は許せないわ!!ファンクラブに入ってようがなかろうが、これは裏切りよ!!覚悟しなさい!!」
そういって、ファンクラブメンバーにいきなり髪と腕を引っ張られ、教室から出された。
教室から出たとき、ちょうど一真が教室に入ろうとしたところだった。
私は目で一真に助けを呼んだ。
一度、目があったがすぐに反らされ、何ごともなかったように一真は教室に入っていった。
私は少しでも一真に期待したことに後悔した。
一真に完全に嫌われているとこの時しっかりと気付いた。
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「なんなのよ!!これ!!」
百合とメールをした次の日、私が学校に行き、机に座ると沙姫がやってきて、私の机の上に写真を叩き付けた。
それを見れば、私と一真が抱き合っている写真(一真が勝手に抱き付いてきたやつだけど)だった。
「今まで一真さまに付きまとってるあんたが目障りだったわ。だけど、一真さまはいじめとか嫌いだから、私たち、嫌われるのいやで、ずっと我慢してたけど、今回は許せないわ!!ファンクラブに入ってようがなかろうが、これは裏切りよ!!覚悟しなさい!!」
そういって、ファンクラブメンバーにいきなり髪と腕を引っ張られ、教室から出された。
教室から出たとき、ちょうど一真が教室に入ろうとしたところだった。
私は目で一真に助けを呼んだ。
一度、目があったがすぐに反らされ、何ごともなかったように一真は教室に入っていった。
私は少しでも一真に期待したことに後悔した。
一真に完全に嫌われているとこの時しっかりと気付いた。