Typhoon Of Love
⑨ (叶美サイド)
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―ああ…もう吉井くんは人を落とすのが上手いよ



そう思いながら私は無意識のうちに彼の唇に強く自分の唇をあてた。
そして私は吉井くんの腕をつかんで、いつもの河原に向かった。

どうしても今日は学校をサボりたかった。






とても青空が綺麗だったから…。

それに…
少しでも吉井くんの側にいたかったから…。

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