Typhoon Of Love
⑩ (叶美サイド)
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「それじゃあ、頑張ってね」



「うん。結木先輩に付き合ってもらえるのに一歩近付けるようにも一位目指して頑張るから!!」



「吉井はそれがやる気に繋がってんの?」



「もちろんっすっ!!あ、そろそろ行きます」



関東大会当日。
陸上部全員で会場に駆け付けた。
もちろん学校は公欠で。

何か、写真貼られてから、吉井くんの私へのアピールは、吹っ切れたらしくオープンになっていた。
陸上部のみんなは苦笑いしながら、彼を見守っている。

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