Typhoon Of Love
Ⅴ章 台風
① (叶美サイド)
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あれからというもの、学校では本当に普段通りに過ごしています。

多分陸上部のみんなにちゃんと『お願いだから誰にも話さないでね』言うことが出来たからだと思う。

みんな本当にいい人だから!!



だけど私には課題が…。



幼馴染みで、家が隣りで、同じ高校で、同じクラスで、私に対してオレ様な…



― 矢吹 一真 ―



に答えを出さないと…。


でも、聞いてくれるだろうか、私の話。


私のことを嫌いになっただろう、一真は。

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