Typhoon Of Love
⑤ (一真サイド)
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「一真、手紙が来てたわよ」
オレの母親はオレの部屋をノックするなり、質素な封筒の手紙を持ってきた。
封筒には、パソコンで入力されたオレの住所と名前以外には何も書かれておらず、送り主が分からない。
「ダイレクトメールか?それともラブレターか?」
そう思いながら封筒を手で勢いよく開けると、そこには便箋に包まれた写真が入っていた。
便箋には何も書かれておらず、真っ白だった。
写真を見てみた。
その写真の真ん中に写っていたのは、抱き合ってキスをするカップルの写真。
「何だー、嫌がらせか?!オレがイケメンなのに彼女がいないことを笑いたいのか??」
よく考えてみたら、イケメンだってことなんて、別にいいことなんて何もなかったんだ。
オレは興味本位でその写真を見続けた。
「わー、こいつ、オレが叶美に誕生日にやったストラップと同じの名札につけてるよー………あれ?」
自分の思ったことに少し疑問を持った。
「もしかして!!」
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「一真、手紙が来てたわよ」
オレの母親はオレの部屋をノックするなり、質素な封筒の手紙を持ってきた。
封筒には、パソコンで入力されたオレの住所と名前以外には何も書かれておらず、送り主が分からない。
「ダイレクトメールか?それともラブレターか?」
そう思いながら封筒を手で勢いよく開けると、そこには便箋に包まれた写真が入っていた。
便箋には何も書かれておらず、真っ白だった。
写真を見てみた。
その写真の真ん中に写っていたのは、抱き合ってキスをするカップルの写真。
「何だー、嫌がらせか?!オレがイケメンなのに彼女がいないことを笑いたいのか??」
よく考えてみたら、イケメンだってことなんて、別にいいことなんて何もなかったんだ。
オレは興味本位でその写真を見続けた。
「わー、こいつ、オレが叶美に誕生日にやったストラップと同じの名札につけてるよー………あれ?」
自分の思ったことに少し疑問を持った。
「もしかして!!」