Typhoon Of Love
⑥ (叶美サイド)
--*--*--*--*--*--
「バレたからには仕方ないんじゃない?いい?真梨」
「うん…もういいよ」
「龍人、じゃあお願い」
「え、あー。…これって順を追った方がいい?」
龍人たちの会話を顔を見ながら聞いていると、龍人が私に向かって聞いてきた。
「うん。…分かりやすい方が…。てか最初に話の要約をしてほしい」
「あ、わかった」
龍人はそう言って深呼吸し、そしていきなり土下座をし始めた。
「叶美ごめんなさい!!俺…叶美を騙してたんだ、今まで。…本当最低だよな…」
「…じゃあ、あの告白も、あのキスも、あの指輪も…全部全部嘘だったの?!私を騙してたの?!」
「…告白以外はそういうことです」
「えっ??」
私はボロボロとさっきより大粒の涙が流れていたが、それは一瞬止まった。
「本気で叶美のこと好きで、でも俺にはなかなか振り向いてくれなくて…。叶美は一真ばかりを見てた!!」
--*--*--*--*--*--
「バレたからには仕方ないんじゃない?いい?真梨」
「うん…もういいよ」
「龍人、じゃあお願い」
「え、あー。…これって順を追った方がいい?」
龍人たちの会話を顔を見ながら聞いていると、龍人が私に向かって聞いてきた。
「うん。…分かりやすい方が…。てか最初に話の要約をしてほしい」
「あ、わかった」
龍人はそう言って深呼吸し、そしていきなり土下座をし始めた。
「叶美ごめんなさい!!俺…叶美を騙してたんだ、今まで。…本当最低だよな…」
「…じゃあ、あの告白も、あのキスも、あの指輪も…全部全部嘘だったの?!私を騙してたの?!」
「…告白以外はそういうことです」
「えっ??」
私はボロボロとさっきより大粒の涙が流れていたが、それは一瞬止まった。
「本気で叶美のこと好きで、でも俺にはなかなか振り向いてくれなくて…。叶美は一真ばかりを見てた!!」