好きなのに…
アメリカ?
なんで、なんで私なの…?

いつも、私ばっかり
もう、十分だよ…

声が枯れるまで泣いた。

「おじいちゃん、
ごめんね。私、脳腫瘍だって…」

夜中だというのに、
私は、おじいちゃんに電話をかけてる
仕事で疲れてるはずなのに
黙って私の話を聞いてくれる。
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