好きなのに…
そうなると、令嬢として
パーティーにも参加しなくちゃならない。
ゆっくり考えてほしいの…
1週間後。
また、迎えをやらせるから
その間に考えてほしい。」
おばあちゃんは優しく、少し涙ぐんだ目で
言った。


「わかった…」

「じゃあ、こんな辛気くさい話はおしまい!
美香ちゃん明日も学校でしょ?
今日は泊まっていきなさい!」
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