好きなのに…
「美香様そろそろ時間です。」

え!?
まだ、食べてない!

反論する暇なく連れて行かれる。
おじいちゃんとおばあちゃんは笑顔で手を振ってくれた。

「ただ今8時10分です。
お急ぎください。」

「え!もう、そんな時間!?」

「あなたが起きるのが遅いからですよ。」
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