好きなのに…
そんな事なんか覚えていなかった…
でも、美香は覚えていたんだろうな…
俺たちを守ってくれたのに…

あいつは悲しそうな顔をしていた。

「俺、美香が好きなんです。
幼馴染としてもだけど1人の女の子として
…」

「でも、俺には、婚約者がいる。
これから、話し合ってみようとおもってい
るんです。後悔したくない…」

俺は素直な気持ちで言った。
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