好きなのに…

そして、葵は男に近づいて殴った。

「テメー、ふざけるな!」

こんなに怒っている葵は見た事がない。

「やめて。葵。もういいから。」

「あとは、私に任せてくれ。」
おじいちゃんがそう言って、男を連れて行った。



そして、私たち2人を包み込んだのは
沈黙だった。
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