Beast Love
「なんって、なんてシンプルかつ美味しそうなお弁当なんだ! ちょっと! ノゾミちゃん、今度、おばあちゃんに会わせてよ! おばちゃんから料理教わりたい!」
そんな風に言ってくれるとは予想していなかったが、どうやら彼がイヤな奴ではないと感じ、胸を撫で下ろす。
「うん、ぜひ! ハルカくんみたいに明るい子が家に来てくれたら、おばあちゃんきっと喜ぶと思う」
「ありがとう! あ、ノゾミちゃん、お近づきの印に、これあげる。食後のデザートにぴったりな、パイン飴〜」
ポケットから出された黄色い宝石が、机にバラバラと広げられる。
「あはは。ハルカくん、マジシャンみたい」
「えへへっ。僕、パイン飴が好きなんだぁ〜」
こうして私は、ひとまずクラスで唯一話しが出来るクラスメイトを作れたのであった。
そんな風に言ってくれるとは予想していなかったが、どうやら彼がイヤな奴ではないと感じ、胸を撫で下ろす。
「うん、ぜひ! ハルカくんみたいに明るい子が家に来てくれたら、おばあちゃんきっと喜ぶと思う」
「ありがとう! あ、ノゾミちゃん、お近づきの印に、これあげる。食後のデザートにぴったりな、パイン飴〜」
ポケットから出された黄色い宝石が、机にバラバラと広げられる。
「あはは。ハルカくん、マジシャンみたい」
「えへへっ。僕、パイン飴が好きなんだぁ〜」
こうして私は、ひとまずクラスで唯一話しが出来るクラスメイトを作れたのであった。