暴走族彼氏
「じょっ、冗談じゃないっ!!」

ほんと、冗談はその怪我だけにしてほしい。


「は~?もう俺が決めたんだから♪」


「ありえないっ!!あたしケンカとか出来ないしっ、バイクとか乗れないしっ」

「アキラとかいるし、大丈夫♪」

本気でありえない。
こんな人達となんて、誰だって関わりたくないってーッ!!


「俺も賛成だ。前々から考えてたんだよ、亜由にも社会勉強させんとなって。」

って、おとーさ~ん・・・


今から娘が命の危機にさらされるのですょ・・・?
それが娘にいうことですか~ぃ。


「私も賛成♪バイクの楽しさ味わらなきゃ損よ~。」

おかーさんまで・・・。


どんな親だよッ!?



―「俺も賛成」



アキラが笑みを浮かべて言った。



「決定だな。」
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