暴走族彼氏
「・・・ん。」


―再びあたしとアキラの唇は重なった。


「好きってホント?」

「ほんと。」

「彼女いないの?」

「うん。」

きっと真っ赤な顔をしていると思うあたしとは反対に、アキラは真剣な答えてくれて。

でも少しばかりか、ちょっと照れてるところもあって。


「亜由はオレのこと好きになってくれない・・・?」


少し不安そうなその顔を見て、あたしは思ったんだ。

「なるっ!!ってゆーか、もーすごい好き。」

今のあたしの顔はやばい・・・きっとこれ以上ないほど赤くなってる。

でもそれ以上に、アキラの顔の方が赤いかもしれない。


アキラの手があたしの頬に触れて、
 



―あたし達は3回目のキスをした。
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