暴走族彼氏

―「・・・さん・・・」


ん~・・・・?


「佐伯さんっ!?」


えっ・・・?

あたしの視界はぼやけてて、


目の前にあたしの嫌いな顔が・・・


「わぁっ!?」

「佐伯さん。
 私の授業で寝るなんてたいしたものね♪」


目の前の顔が笑顔で言う。

「・・・先生。」



あたし寝てたんだ・・・。



「後で職員室に来なさい。
 しっかり宿題を出してあげるから。」



「・・・は~ぃ・・・。」



最悪。
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