ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~
仮にも彼氏にそんな醜態を見られていたなんて、本当に情けない。
それって、女としてどうなの?
もう絶対に無茶な飲み方はやめよう……。
「ご、ごめん……」
心に誓いながら、自分の足元へと視線を落とした。
少し沈黙が続いて、
「でも、次の日さ……」
ダイの大きな手が私の頭にポンと乗せられる。
優しくポンポンと撫で下ろされるから、ダイの優しさが伝わってきた。
「うん……」
「朝さ、お前風呂借りてっただろ?」
「……は?」
「アリカの裸見ちゃった時さー、やっぱり絶対にコイツとヤりたいって」
「……」
「直感だったんだけど。ほんとマジであれで落とされ……」
「いでっ……!何すんだよ!!」
「て、先行くなって!!きっかけの話だろ?おいっ!!」