ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~



繰り返されるキスが水気を増して、くちゅくちゅとダイの部屋に音を響かせる。

ダイの手が私のシャツの裾から中へ侵入してくるのが分かった。
お腹から上へ移動して、胸の膨らみへ到達する。



「んっ、ちょっと……やっぱり、おばさ…んんッ」


"やっぱり、おばさんが帰ってくるかもしれないから"なんて台詞はダイの唇で遮られてしまう。



「大丈夫だって」


こういう時の"大丈夫"という言葉ほど、信用ないことは分かっているのに。

パチンと音を立てて外される下着に、直接触れられるその大きな手に抵抗する力を無くしていく。



「やぁ、んんっ」

「柔らか……」

「んんーー、」

「アリカ、声だしていーよ」

「だ、駄目だよっ」


いくら今ダイの家に誰もいなくても、いつ誰が帰ってくるか分からないのに。完全に溺れる訳にはいかない。



「なんで?」

「ひっ、ひゃぁっ!!だって」


滑り落ちる手が素早くスカート内に入ってきた。



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