ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~
「ダ、ダイっ、お、おばさんだっていつ帰ってくるか分からないしっ」
「んー、じゃぁ早く帰ってくる前にしよ?」
目の前のダイは完全にスイッチが入っているし、お腹には何か当たってるし、ちょっと辛そうな息がこいつから漏れている。
確かに、なかなか会えないから1ヶ月以上ご無沙汰だし。
「分かった!早くしよっか」
「……え?」
上着のシャツのボタンを自ら外していくと、ダイの方が驚いて目を丸くした。
「早くダイも!」
と言えば、戸惑いながらも上着を脱ぎ捨てベッド上で2人向かい合って座る。
「そんな急ぐなら、アリカが終わしてよ」
ニヤニヤと口許を緩めるから、カチンときた。
こんな時にこいつは何を言ってるのだろうか。あんたの為にこんな展開になってるのに。
「もう、今回だけだからね!」
唇を尖らせれば、ダイが顔をくしゃりと崩して子供のように嬉しそうな顔を見せる。
その唇に1つキスをすればすぐにダイの舌が侵入して、私の中をかき混ぜた。