ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~
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帰り道────
「あー、あり得ねぇ!何だよ、特殊な性癖って」
「ダイは普通だよ!大丈夫だよ」
「普通……なのかよ」
「え?」
「それってさぁ、誰と比べてんの?」
「ちがっ……」
「足りねぇって事?」
「そういう意味じゃなくてー」
「今日は久しぶりだしー、天気いいしー、穏やか爽やかデートしようと思ってたけど気ぃ変わった!」
「えっ?」
「今から欲しくて堪らなくしてやる!!」
なんてダイには睨まれてる事となり、
「わ、私、穏やかで爽やかなデートがいいっ!!」
私の叫びが響き渡ったところその願いは叶わないものとなった。