ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~


*****


帰り道────




「あー、あり得ねぇ!何だよ、特殊な性癖って」

「ダイは普通だよ!大丈夫だよ」



「普通……なのかよ」

「え?」

「それってさぁ、誰と比べてんの?」

「ちがっ……」

「足りねぇって事?」

「そういう意味じゃなくてー」

「今日は久しぶりだしー、天気いいしー、穏やか爽やかデートしようと思ってたけど気ぃ変わった!」

「えっ?」

「今から欲しくて堪らなくしてやる!!」


なんてダイには睨まれてる事となり、




「わ、私、穏やかで爽やかなデートがいいっ!!」


私の叫びが響き渡ったところその願いは叶わないものとなった。



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