ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~



「そうなんですかぁ……」


目の前の三好ちゃんはつまらなそうに唇を尖らせてから、



「でも、アリカ先生もそろそろ適齢期ですからぁ」

「……」

「あ、彼氏いないんですよね?」

「……」

「年下でもキープしてかないとまずいんじゃないですか?」

「……」


子供の様に遠慮の無い、本当に余計な言葉が続けられていく。
流石に周りの同僚も苦笑いで、微妙な空気が流れてるんだけど気付かないのだろうか。


余計なお世話だっつうの!!
言葉を選びなさいよ!!

なんて、苛立ちは心の中に飲み込んだ。

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