ピーターパンに恋をして～親友の弟(大学生)と再開しまして～

ベッドから飛び起きて、部屋の中に落ちているユミの服をテキトーに手に取った。



「風呂どうする？」

「うわぁん、かして！！」


ユミの家では何度もお風呂は借りた事があったから、躊躇いもなく浴室へと向かう。


とにかく滅茶苦茶急いで準備しなきゃ。

躊躇無く一気に洋服を脱ぎ捨てたところで、





「おい、タオル……」

「ぎゃぁっ！！」


開く筈なんて無いと思っていた扉が開かれるから、慌てて脱いだ洋服で自分の身体を隠した。



「ここ置いとくな」


平然と言葉を続ける相手は、紛れもなくこの家に1人しかいないダイそのもの。



「開けないでよ！バカ！」

「わりぃ、わりぃ」


なんてダイは悪びれも無く口元を緩めてから、脱衣場の扉が閉められた。

人がお風呂入るのに、開けてくるなんて信じらんない！

あのエロガキが！！！