ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~
「こ、この。よ、酔っ払い!!」
なんて強い口調で口を開いたところで、後ろのダイの手を振りほどける事は出来ない。
「アリカのが飲んでたじゃん」
「ちゃんとセーブしました!」
「今日は記憶無いとか言うなよ?」
後ろから私の首元にダイが自分の頬を擦り付ける。
「ひゃ、ぁっ」
ひんやりと冷たい体温が伝わってきて、そこに唇を押し当てられるものだから目をギュッと瞑った。
「アリカ……、」
「んっ、」
「あのさ」
「ゃ、ぁ……」
「アリカ、好きだよ」