愛してるから、私を忘れて。
いつもはめんどくさいだけの授業が、あと少ししか受けられないと思うと、悲しくなる。
その日は、あっという間に終わった。
それから、3日が経った。
あっという間に時は過ぎて、私が死ぬまであと3日。
今日は、優くんに別れを言うと決めていた。
「優くん、今日の放課後いい?」
「え?あぁ。いいけど。どうした?なんかあったか?」
心配そうに聞いてくる優くん。
「ちょっと、大事な話があるから。」
素っ気なく言う私に、優くんの顔が強張る。