恋は、秘密主義につき。
「それはそうと佐瀬サン。これからゴハン食べに行くんですけど、もちろん付き合ってくれますよ、ね?」
笑顔ですけど、一実ちゃんの『ね?』は、押しの強い響き。
「いや、オレはー・・・」
「美玲がさっきみたいなアホに、また絡まれたらぁ?」
「・・・お宅がいりゃ十分だろ」
「ナニか、言いました?」
「・・・・・・・・・わあったよ」
苦虫を噛み潰した表情で、がっくり肩を落とす佐瀬さん。
したり顔で私を振り返り、可愛くウィンクする一実ちゃん。
気が付けば3人で食事という、思わない展開になってしまっていて。
心臓がそわそわして、落ち着かない音を奏で始めているのが自分でも分かった。
彼(彼女)のサプライズに嬉しさと驚き、戸惑いも入り雑じって。
忙しくて予測不能で。自分の心(もの)なのに、どうしてこんなに。
・・・・・・一実ちゃんは、どうして。
私じゃないのに、気が付いてしまったんでしょう。
佐瀬さんが。私にとって、愁兄さまやふーちゃんとも、征士君とも違う初めての人だ・・・ということを。
笑顔ですけど、一実ちゃんの『ね?』は、押しの強い響き。
「いや、オレはー・・・」
「美玲がさっきみたいなアホに、また絡まれたらぁ?」
「・・・お宅がいりゃ十分だろ」
「ナニか、言いました?」
「・・・・・・・・・わあったよ」
苦虫を噛み潰した表情で、がっくり肩を落とす佐瀬さん。
したり顔で私を振り返り、可愛くウィンクする一実ちゃん。
気が付けば3人で食事という、思わない展開になってしまっていて。
心臓がそわそわして、落ち着かない音を奏で始めているのが自分でも分かった。
彼(彼女)のサプライズに嬉しさと驚き、戸惑いも入り雑じって。
忙しくて予測不能で。自分の心(もの)なのに、どうしてこんなに。
・・・・・・一実ちゃんは、どうして。
私じゃないのに、気が付いてしまったんでしょう。
佐瀬さんが。私にとって、愁兄さまやふーちゃんとも、征士君とも違う初めての人だ・・・ということを。